SnowManのMVとDancePracticeについて考える
ファンの方からしたら、あまり気持ちのいいものではないかもしれません。
そのことをご理解頂いた上でお進みください。
業界人でもなんでもない一ファンが、意見をつらつら書いただけのものです。
まずはこちらを御覧ください。
気になって辿ったMV100万回達成時間
— もち (@MIx6KkY1xd5d9P1) 2023年2月16日
『D.D.』21:00
『KISSIN’ MY LIPS』12:00
『Grandeur』5:00
『HELLO HELLO』 4:20
『EVOLUTION』4:33
『Secret Touch』13:40
『ブラザービート』3:32
『オレンジkiss』4:26
『JUICY 』6:18
『タペストリー』7:39
SnowManRecord(@SnowMan_tube)さんのTweet参照
なぜこれを調べようと思ったかというと、「オレンジkiss」のMVの話になります。
「オレンジkiss」のMVが公開されたときのことはよく覚えています。
TwitterでもYou Tubeのコメント欄でも、低い評価をたくさん目にしました。
もちろん、メンバーもスタッフさんも、皆さんが目の前のことに全力であたった上で作成されたものだということは想像に難くありません。
しかしながら結果として、他の楽曲では起こらなかった「DancePracticeの再生回数がMVの再生回数を上回る」という事象が起きました。
そして今回公開された「タペストリー」。
私のTLには絶賛のツイートが溢れました。
かく言う私も感情ダダ漏れのツイートをしてます。
MVでもだいぶ満足度高いけど……これまでの流れからして、そう遠く無いうちにダンプラも出してくれるでしょう???
— もち (@MIx6KkY1xd5d9P1) 2023年2月14日
楽しみすぎる!!!😫😫😫#すのちゅーぶ
でもね。
こういうツイートをする反面(↑の感情は嘘ではないですが、それはそれとして)、感じたこととして「和服」「ダンス」「曲」に対する絶賛の声ばかり(特に「和服」)で、肝心のMVそのものに対してのコメントって無くない……?
というものがありました。
上記の3点以外については、「オレンジkiss」と同じようなもんだったんじゃないかな、と、正直思ったわけです。言葉を選ばずに言うと「彼らのファンが、彼らのビジュアルを観られるだけで喜ぶ」という以上のものは果たしてあったんだろうか……?と。
そこで気になったのが、冒頭の再生回数というわけです。
果たして「オレンジkiss」と比べてどうだったのか??
私としては「当時に比べてSnowMan自体の認知度も上がってるわけだし、チャンネル登録者数も増えているわけだし、まぁ『オレンジkiss』よりは伸びはいいんじゃないかな。あとなんてったって和服だし私含めたファンがリピートするっしょ」と考えていました。ところが。
『オレンジkiss』4:26
『タペストリー』7:39
負けてるの…?マジ??
他の方が書いていたこととして、事前情報の少なさ(プレミアム公開がないことなど)の問題もあるのかもしれませんが、それにしても……??
※事前情報の比較までできてません。情報ある方いたら是非ください。
個人的には『JUICY 』の6:18も意外でした。
これはすごくいいMVだったと思います。2023年2月22日現在では、チャンネル内での再生回数が7位にいるので、やはり評価はよいのだと思います。公開時も絶賛の声が多く、また事前情報も十分にあったように思います(「何だこれ?」とか。ただし感覚値なので……)。
「シングルではないから」という理由は『EVOLUTION』4:33を見ても適切ではないでしょう。
だとしたら、初動が遅れる原因は「1つ前のMVから想像される期待値」でしょうか。うーんだとしたら「タペストリー」のMVの評価も現時点で考えるのは時期尚早なのかな???
色々考えた結果、他の見方もしたくなりました。
で、まとめたのがこちら。
左がMVとDancePracticeの他、公式から公開された動画を積み上げたもの。
右がMVとDancePracticeの比率を見たもの。
※左から公開順です
※いずれも数字は20230222時点のものです
※配信や切り抜き、MV鑑賞会などはその他に含めていません
※「SecretTouch」はDancePractice自体ありません
※「タペストリー」のDancePracticeは公開から数時間なので入れてありません
※公式のYouTube検索して確認した結果ですが、漏れなどあったらすみません
■合計再生数
こう見るとさすがの「ブラザービート」。
2年ちょっと公開時期に差のある1曲目も抜いています。
紅白でも歌いましたし、一般認知度の高さがここにも反映されているのかなと思います。
意外なのが「KISSIN’ MY LIPS」と「Stories」。
CDは一番売れているのにね。きっしんは私もすごく好きな曲。MVもおしゃれで好き。
でもYouTubeFanFest 2020を入れても「SecretTouch」を超えない。2つの曲を合計すれば「オレンジkiss」を超えますが……。CD売れるからYouTube回らないとか?反比例はしないような気がするんだけどな。
■MVとDancePracticeの比率
SnowManの魅力はダンスにあると思っています。
実際、ダンスをリアクション動画を上げてくださるダンサーさんもたくさんいます。
その人たちが見るものはMVではなくDancePracticeかと思います(全部チェックしたわけではないですが、目的から考えればそうかと)。
ですので、DancePracticeの比率は一定数あるものだと思いますが、やはりここで気になるのが「オレンジkiss」です。
この比率の理由は、MVへの反応を見ている限り、前向きなものではないですよね。
これからのSnowManのMVとDancePracticeはどうなっていくのか。
ファンとしては期待したいところではありますが(CDは売れているしYouTubeも回っているんだから資金はそれなりにあるのでしょうし……!)、正直改善も求めたいところだなと思います。
MVとDancePracticeの目標は明確化はされているのでしょうか。
どの比率を目指すの?
どの層をどちらで取り込もうとしているの?
もし、「SnowManの楽曲@YouTubeはダンスを売りにするのだ」とDancePracticeに重きを置くことに舵を切るのであれば、その場合まずやるべきことは「定点カメラにする」ではないかと思います。変わってしまうカメラアングルでは、9人の目まぐるしく変わるフォーメーション(これも大きな魅力の一つ)を見せきれていないように思います。衣装や背景は、そりゃあればあったで魅力ですが、あくまでここで見ているのはダンスなので、それらより大事なことはカメラアングルかと。
(個人的にはリハ室で、スニーカーの床を擦る音が聞こえているDancePracticeが好きですが、さすがに今の状況を鑑みるとそれを出すわけにもいかんでしょうかね。。。)
とは言え、百歩譲ってDancePracticeに重きを置かれるにしても、MVにも予算を割いてほしいものです。
なぜなら、「先に公開されるのはMVだから」「テレビやカラオケで流れるのはMVだから」です。完全新規顧客が目にする可能性としては、未だMVの影響は大きいのではないでしょうか。その大事なチャンスに流れるのが、冒頭の「彼らのファンが、彼らのビジュアルを観られるだけで喜ぶ」ものになってしまっていたら、新規の獲得は難しいのでは……。
というか、DancePracticeより回らないMVって、、、付加価値を出せているのか?(1本より2本のほうが、合計再生回数は多くなるよねくらいの価値は出るでしょうが)
本日「タペストリー」のDancePracticeが公開されました。
とても素敵だった。とっっっっっても素敵だった。
だからこそ、多くの人にSnowManを知ってもらいたいなと思います。
この先公開されるMVが、曲の世界観を表す、今はまだSnowManを知らない人の感情も揺さぶるものになりますように。
この先公開されるDancePracticeが、どうかどうか定点カメラの映像になりますように。
一素人の意見ですが、これらのことを願ってやみません。